2024年:日本で取得できる主要なシステムセキュリティ資格の総覧
今年こそは資格とるぞ!と思っている方は多くいるのではないかと思います。そんな方のためにセキュリティーに関する資格を一覧にしてみました。
情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験(IPA)
https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/sc.html
これらの試験は、情報処理技術者試験(AP、PM、DB、ES、AUなど)と情報処理安全確保支援士試験(SC)を含みます。受験手数料は7,500円で、筆記による試験方式が採用されています。
情報セキュリティマネジメント試験(IPA)
https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/sg/index.html
経済産業大臣が行う国家資格で、情報セキュリティマネジメントの企画や運用に関する試験です。合格率は60%前後と高く、初心者にも挑戦しやすい資格とされています。受験料は7,500円です。
情報セキュリティ管理士(全日本情報学習振興協会)
https://www.joho-gakushu.or.jp/isme/
企業の情報セキュリティに関する総合的な知識を求められる公的資格です。試験方式は四肢択一式で、合格率は約49.6%、受験料は10,000円です。
Cisco Certified CyberOps Associate(シスコシステムズ)
ネットワークエンジニアとしての技能を認定する資格で、CBT方式で行われます。受験料は14,000円からで、合格率は公開されていません。
JISEC
https://www.ipa.go.jp/security/jisec/index.html
日本の情報技術セキュリティ評価・認証スキームで、国際標準ISO/IEC 15408に基づいてIT製品のセキュリティを評価します。このスキームは詳細で包括的で、ソフトウェアおよびハードウェアのセキュリティ評価に関する様々なプロセスを含んでいます。
Certified Information Security Manager (CISM)
https://www.isaca.org/credentialing/cism
(ISC)²が提供するこの資格は、情報セキュリティマネージャーを目指す人向けです。情報リスク管理、ガバナンス、インシデント対応をカバーし、サイバーセキュリティの戦略的な役割に適しています。
Certified Information Systems Auditor (CISA)
https://www.isaca.org/credentialing/cisa
同じく(ISC)²が提供するCISAは、監査、コントロール、保証に特化したプロフェッショナルを対象としています。特にITガバナンスとリスク管理において価値があります。
CompTIA Security+
https://www.comptia.jp/certif/core/comptia_security_501/
初心者や基礎を築きたい人に最適な入門レベルの資格で、基本的なセキュリティ概念をカバーしています。
Certified Cloud Security Professional (CCSP)
https://www.isc2.org/Certifications/CCSP
クラウドセキュリティが重要性を増す中、(ISC)²が提供するCCSPは、クラウドアーキテクチャ、ガバナンス、リスク管理に焦点を当てています。
Certified Information Security Technician (CIST)
Global Information Assurance Certification (GIAC)が提供するこの資格は実践的で、ネットワークセキュリティやインシデントハンドリングなどの技術領域をカバーしています。
Certified in Risk and Information Systems Control (CRISC)
https://www.isaca.org/credentialing/crisc
ISACAから提供されるCRISCは、リスク管理とコントロールに焦点を当てています。情報システムとテクノロジーの分野でリスク評価と緩和を専門とするプロフェッショナルに最適です。
これらの資格に関する詳細な情報、プロセス、費用、特定の要件については各ウェブサイトを参照ください。どんな資格で、取得するためにどのような勉強が必要なのかなど、これから計画を立てていくことができます。